高レベル放射性廃棄物の商業利用法(1)

青い海と良く言う。
その青い海の大部分は、生物がほとんどいない。
だから青い海は、海の砂漠とも言われている。

青い海に生物がほとんどいない。その理由は…
海面付近は、水と太陽光は豊富にある。
しかし植物プランクトンの栄養になる栄養塩類(※1)がない。
だから植物プランクトンがほとんどいない。

植物プランクトンがいないから
動物プランクトンもいないし、大中小の魚もいない。
つまり植物プランクトンがいないから、食物連鎖が起きない。
その結果、青い海は、生物が極めて少ない海の砂漠になる。

反対に太陽光が全くない深海は、栄養塩類は豊富だ。
陸地や海面から栄養塩類が流れ落ちてきて豊富だ。
しかし太陽光がないために植物プランクトンが育たない。
だから海面付近と深海では、植物プランクトンがいない。

こういう深海と海面の海水が、たまたま混ざり合うと、
太陽光+水+栄養塩類が揃い、植物プランクトンが大発生する。
そういう海域は、昔から伝統的に漁場と呼ばれている。
しかし青い海の大部分は、生物がほとんどいない海の砂漠だ。

※1
https://kotobank.jp/word/%E6%A0%84%E9%A4%8A%E5%A1%A9%E9%A1%9E-36006#goog_rewarded
>栄養塩類(読み)えいようえんるい(英語表記)nutrient salts
>1 生物の栄養として必要な塩類。正常な生活を営むために必要な物質。
>2 海水・陸水中に含まれ、植物プランクトンや海藻の栄養となる物質。
>  珪酸塩・燐酸塩・硝酸塩・亜硝酸塩など。